最後の卒園児となる11名の児童とアーティストのピアノに集結させた思い出の小さなカケラを振り返る和泉市 / 2021.03STREET PIANO Re:ピース"The piano has been reborn as a work of art"ここにあるストリートピアノ”Re:ピース”は、元々、和泉市立伯太幼稚園で先生や園児達によって1984年から大切に利用されてきたピアノです。廃園になることが決まり、処分されることになる可能性もあったピアノが2021年3月、公共の場でたくさんの人に触れてもらえるアートなストリートピアノとして生まれ変わりました。ピアノに集結させた思い出の小さなカケラ( ピース )は、たくさんの工程を経てできた、先生と子どもたちとの大事な時間の結晶です。園児が誇らしげに見せてくれたテントウムシ。園庭に咲く花。制作途中にもステキな思い出が生まれました。そしてこれからはこの場所でたくさんの思い出を生み出す装置となりますように。 INTERVIEWアートディレクション小宮さえこストリートピアノの相談を受けてから制作についてたくさん思考しました。そんな中で目に浮かんだのは、先生が奏でるピアノを”陽だまり”のように園児達が囲む光景。今まで大切に使われてきたピアノを素材として使いながら、園児と先生にどのように関わってもらい制作を進めるか。プロセスを大事に創造したいと思いました。温かく懐かしい空間を思い起こすアートな装置。園児達と先生の卒園式までの貴重な時間を共有させてもらった作品です。 "The process of making pieces" この作品には設置されるこの場所(庁舎)で一番身近に感じてもらうことになる市職員の方にもたくさん関わっていただいています。作品の名前である「Re:ピース」は、たくさんのイメージを出し合いながら市職員さん達がつけた名前です。『園がなくなることはさみしいけれど、みんなで描いた絵がピアノを彩るカケラ(ピース)となり、そのピアノが新しい役割を持って、生まれ変わりますように』という願いが込められています。
和泉市 / 2021.03STREET PIANO Re:ピース"The piano has been reborn as a work of art"ここにあるストリートピアノ”Re:ピース”は、元々、和泉市立伯太幼稚園で先生や園児達によって1984年から大切に利用されてきたピアノです。廃園になることが決まり、処分されることになる可能性もあったピアノが2021年3月、公共の場でたくさんの人に触れてもらえるアートなストリートピアノとして生まれ変わりました。ピアノに集結させた思い出の小さなカケラ( ピース )は、たくさんの工程を経てできた、先生と子どもたちとの大事な時間の結晶です。園児が誇らしげに見せてくれたテントウムシ。園庭に咲く花。制作途中にもステキな思い出が生まれました。そしてこれからはこの場所でたくさんの思い出を生み出す装置となりますように。 INTERVIEWアートディレクション小宮さえこストリートピアノの相談を受けてから制作についてたくさん思考しました。そんな中で目に浮かんだのは、先生が奏でるピアノを”陽だまり”のように園児達が囲む光景。今まで大切に使われてきたピアノを素材として使いながら、園児と先生にどのように関わってもらい制作を進めるか。プロセスを大事に創造したいと思いました。温かく懐かしい空間を思い起こすアートな装置。園児達と先生の卒園式までの貴重な時間を共有させてもらった作品です。 "The process of making pieces" この作品には設置されるこの場所(庁舎)で一番身近に感じてもらうことになる市職員の方にもたくさん関わっていただいています。作品の名前である「Re:ピース」は、たくさんのイメージを出し合いながら市職員さん達がつけた名前です。『園がなくなることはさみしいけれど、みんなで描いた絵がピアノを彩るカケラ(ピース)となり、そのピアノが新しい役割を持って、生まれ変わりますように』という願いが込められています。